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情報元 : (朝鮮日報日本語版) サッカー:FC安養、13年間待ち続けた「因縁対決」で完敗
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170420-00000590-chosun-socc

 19日午後7時30分、ソウル・ワールドカップ・スタジアムには赤い火花が散った。この日、FCソウルとFC安養の韓国FAカップ第4節(ベスト32戦)の試合を迎えるにあたり、FC安養のサポーターたちは火花と煙が出る応援用爆竹を振り回した。応援用爆竹はスタジアムへの持ち込みが禁止されており、持ち込めば罰金500万ウォン(約50万円)となるが、約300人の安養サポーターは警察の制止をも無視した。
 FC安養とFCソウルは2004年の「本拠地移転」をきっかけに13年間にわたりいがみ合ってきた。安養LGは同年にこれまでの本拠地・安養を離れてソウルに移り、FCソウルとして生まれ変わった。応援してきたチームが一瞬にして消えた安養のサポーターたちは激怒した。安養のサポーターたちは「サッカーチームを返せ」と運動を展開、13年に安養市と同市民の主導によりFC安養が創設された。Kリーグ1部リーグ所属のFCソウルと2部リーグ所属のFC安養はリーグ戦では会う機会がなかったが、今回のFAカップで初めて対戦した。
 試合は血を見るほど荒れた。FC安養の選手たちは身を投げ打って試合に臨んだ。FCソウルのオスマルは宙に浮いたボールを競り合った際、鼻骨を負傷して交代した。衝突した選手たちがピッチに倒れ込む場面も何度もあった。しかし、昨年の1部リーグ優勝チーム・FCソウルと2部リーグ・FC安養の戦力差は歴然としていた。試合はユン・イルロクの2ゴールによりFCソウルが2-0で勝った。
 「安養は死なない!」という横断幕を掲げて応援していたFC安養のサポーターたちは無念さに耐えなければならなかった。サポーターのキム・インギュさん(35)は「13年間待ち続け、この試合を見るため有給休暇を取った。勝敗に関係なく、安養のサッカーチームと安養のサポーターが死んでいないことを見せたかった」と語った。FCソウル関係者は「ファンの間で物理的な衝突や暴力は発生しなかった」と述べた。
 同日、全州で行われたFAカップの試合では、2部リーグの富川FCが1部リーグ最強チームの全北現代を破る番狂わせがあった。両チームは前後半・延長戦を終えても0-0だったためPK戦に突入、富川FCが4-2で勝った。富川FCは昨年のFAカップ準々決勝でも全北現代を3-2で破っている。