シャビ、スペイン代表でデル・ボスケに覚えた失望を明かす「彼は僕に背いた」
情報元 : シャビ、スペイン代表でデル・ボスケに覚えた失望を明かす「彼は僕に背いた」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170903-00010000-goal-socc

アル・サッドMFシャビ・エルナンデスが、ビセンテ・デル・ボスケ前スペイン代表監督に失望を覚えていたことを告白した。
2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)を最後に、スペイン代表からの引退したシャビ。同代表の黄金時代の礎ともされた同選手だが、その黄金時代の終焉ともされたブラジルW杯では、当時の指揮官であったデル・ボスケ監督に対して複雑な思いを抱えたという。
元バルセロナMFは、スペイン『マルカ』に対して次のようにコメントしている。
「(スペイン代表が優勝した)EURO2012の時点でも、僕に対する批判はあった。決勝前、僕はプレーの中でもっと重要な役割を担いたいと口にして、デル・ボスケにはもう代表を後にすると伝えた。だけど、あのイタリアとの決勝は、僕のキャリアの中でも最高の一試合となった。そうしてビセンテは、僕に考えを改めて代表に残るよう求めてきたんだ」
「そしてW杯で、僕たちは初戦を落とした。僕は最悪なプレーを見せた選手に含まれなかったが、次のチリ戦でビセンテは僕をベンチに置いやった。自分が(ベンチスタートとなることを)知ったのは、試合前のミーティングの最後の1秒だった。僕は騙されたように感じたよ。本当に、強烈な失望だった」
「その次のオーストラリア戦で彼は僕を起用することを望んだが、僕からはプレーできる状態にないと告白した。デル・ボスケは素晴らしい人間で、気の良い人だ。僕は敬ってはいるが、彼は自分に背いたんだよ」
一方で、ともにEURO2008優勝を成し遂げた故ルイス・アラゴネス氏については、次のように語った。
「彼は僕のキャリアを変えた人だ。当時の僕はバルサで重要な存在だったが、鍵を握るほどではなかった。でも、彼は最初から僕をリーダーと呼んだ。その背中はとても大きくて、もし僕がミスをしたら、彼のミスとなった。あの人こそ、グループをまとめるマエストロだった」
一方で、ともにEURO2008優勝を成し遂げた故ルイス・アラゴネス氏については、次のように語った。
「彼は僕のキャリアを変えた人だ。当時の僕はバルサで重要な存在だったが、鍵を握るほどではなかった。でも、彼は最初から僕をリーダーと呼んだ。その背中はとても大きくて、もし僕がミスをしたら、彼のミスとなった。あの人こそ、グループをまとめるマエストロだった」
「彼は僕に対してこう言ったんだ。『(スペイン代表のイレブンは)あなたと、誰であってもいい10人の日本人だ。あなたがいさえすれば、私は落ち着いていられる。あなたは役場の仕事をする立場にはない』とね」